Archicad機能

Archicadは設計、施工のさまざまな段階で業務を効率化し、プロセスを円滑化します。設計者はよりデザインに集中できる環境が与えられ、施工現場では生産性の向上をサポートします。このページではArchicadの機能概要を株式会社BIMLABOの監修を元に、機能エリア/プロジェクトフェーズごとに分けて説明しております。

Archicadはモデリング、図面作成、パース作成、プレゼンテーション、チームでの共同作業など、包括的な機能セットを提供します。それぞれのエリアに対し豊富な機能を提供しながらも、直感的な操作性により快適な作業環境を提供します。

チームワーク

チームワーク機能を使えば、ひとつのプロジェクトデータを複数人数で共同作業できます。
いつでも・だれでも・どこからでもプロジェクトに参加できる先進的な手法です。

チームで作業

設計は複数のメンバーで同時に作業を進めていきますが、設計内容の整合性を保持しながら、かつ、スピーディに作業を進めていくことは人の手だけでは困難です。そんな時はテクノロジーの力を借りましょう。Archicadにはインターネット回線を使って、一つのプロジェクトデータを複数のメンバーで共同作業できる[チームワーク]機能があります。この機能を使えば、設計内容と図面の整合性を保持しながら、かつ、作業効率を上げることができます。また、いつでも・だれでも・どこからでもプロジェクトに参加することができるので、場所や時間を気にせず、個々の状況に応じた働き方でプロジェクトに参加することができます。

役割分担でスムーズに

『設計部長、Aマンション新築工事の外壁の仕様はどうしましょうか?』『おっ、君は製図担当の美夢くんだね。了解、外壁の仕様は私がチームワークの[複合構造]で作成しておくよ』などと、プロジェクトメンバーの責任範囲に応じて、Archicadのさまざまな設定を[チームワーク]上で編集できる権限を割り当て、役割分担しながら作業を進めることができます。これにより、安心、かつ、スムーズに[チームワーク]内で共同作業を行えます。

プロジェクトの管理

『設計部長、Aプロジェクトでお忙しいところ申し訳ないのですが、Cプロジェクトのレストランの件で相談したいことがありますので、こちらのチームワークにもログインしてもらえますか?』と、製図担当の美夢くんから内線が入りました。設計部長は『複数のチームワークに同時にログインできるのか…いったいどこでデータを管理しているんだ?』と、不思議に思いながらCプロジェクトにログインし始めました… Archicadにはcloud上のサーバーで、複数のチームワークデータをフォルダに分けて管理し運用できる[BIMcloud] 機能があります。また、チームワークデータごとにログインできるメンバーを限定することができるので、プロジェクトデータのプライバシーを守り安心して作業を進めていくことができます。

メッセージング

Cプロジェクトにログイン中の設計部長に、製図担当の美夢くんからメッセージが届きました。『おっ、メッセージが届いたぞ。この画像は何だろう?』と、表示されている画像の場所に画面が移動するボタンを、何も知らずにクリックしてみた設計部長。『さっき相談があった場所は2階レストランのスクリーンの事だったのか!』と、いきなり画像の場所にジャンプしたことで、そのわかりやすさに思わず感心してしまいました。Archicadのチームワークのメッセージ機能は、テキストのみのチャットではなく、相談したい場所の画像をテキストメッセージに添えることができるので、思い違いのない確実なコミュニュケーションを図ることができます。

タブレットから参加

『困ったな、午後の打合せまでに設計変更をモデルに反映しなくては…』と、出先で急な対応を迫られた時、タブレットから[BIMx]アプリケーションで[チームワーク]に参加すれば、同僚に急ぎの修正対応を依頼することができます。修正箇所に赤色でマーキングをするなどして、わかりやすく相手にその意図を伝えることができます。困った時の神だのみ…ではありませんが、[チームワーク]と[BIMx]が同僚のように心強い味方になってくれることは間違いないでしょう。

株式会社BIM LABO

建築プロセスの革新を目的としてArchicad・Revit、BIM教育、ソフトウェア開発、 構造設計、熱流体解析のエキスパートにより結成。2013年12月に株式会社BIM LABO として法人化し、現在に至ります。

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