Archicad機能

Archicadは設計、施工のさまざまな段階で業務を効率化し、プロセスを円滑化します。設計者はよりデザインに集中できる環境が与えられ、施工現場では生産性の向上をサポートします。このページではArchicadの機能概要を株式会社BIMLABOの監修を元に、機能エリア/プロジェクトフェーズごとに分けて説明しております。

Archicadはモデリング、図面作成、パース作成、プレゼンテーション、チームでの共同作業など、包括的な機能セットを提供します。それぞれのエリアに対し豊富な機能を提供しながらも、直感的な操作性により快適な作業環境を提供します。

コンテンツ

BIMへの関心が高まるとともに、ドアや窓、家具や設備機器などの部品への期待が高まっています。
Archicadでは標準搭載の部品から、メーカーが提供する部品など、豊富な部品コンテンツを使うことができます。

Archicadの標準部品

ドアや窓、椅子や照明器具など建築に付帯する要素の多くを、Archicadでは「オブジェクト」として配置します。一つの「オブジェクト(部品)」には、サイズや材質などの設定と詳細や簡略などの図面表現を切り替えられる設定を持っているので、さまざまなプレゼンテーションや図面表現に柔軟に対応することができます。1粒で2度、3度以上楽しめるArchicadの標準部品です。

メーカー提供の部品

BIM元年から早10年が経過しました。BIMへの関心度の高まりに伴って住設備メーカー(TOTO、LIXILなど)から、Archicadで使用できる「オブジェクト(部品)」がたくさん提供されるようになりました。その部品には、商品のカラータイプや品番情報などを含んでいるので、Archicadの[一覧表]機能を使って設備機器リストなどを作成することができます。また、メーカーが提供する実物のようなリアルな部品を使って、さまざまな設計シミュレーションにも役立てることができるでしょう。

世界中のオブジェクト

世界中のArchicadユーザーが繋がれる場所、それはBIMcomponentsかも知れません。BIMcomponentsはGRAPHISOFTが提供する「オブジェクト(部品)」以外に、ユーザーが求める部品を探しにいける場でもあり、ユーザーが作成した部品を世界中のユーザーにお披露目できる場でもあります。ぜひ、一度のぞきに行ってみてください。

ニーズに応じた部品

『確認申請の斜線制限検討で斜線の部品を置きたいけど、ないなぁ…』と、悩ましい時は一度、GRAPHISOFTが提供するVIPサービスのダウンロードコンテンツをのぞいてみてください。かゆいところに手が届く?! 「オブジェクト(部品)」を手に入れることができるかも知れません。もしもなかった場合は、GRAPHISOFTにリクエストしてください。GRAPHISOFTはこれからもニーズに応じたサービスを提供できるよう幅広いサポートを目指します。

かんたんな部品を作成

『書斎のデスクに置くスタンド照明を配置したいけど、思ったような照明の部品が無いなぁ…』と、困った時はArchicadのアドオンの[Library Part Maker]を使って、オリジナルの部品を作成してみてください。プログラミングの知識は一切必要なく、Archicadの標準ツールを使ってモデリングし、部品として保存するだけです。一度作成した部品はさまざまなプロジェクトデータで使用できるので、無駄なく何度でも活用することができます。

プログラミングで部品を作成

『外壁に屋根の勾配に沿って窓を配置したいけど、そんな設定がある部品はないのかなぁ…』と、Archicadの標準部品や、アドオンのLibrary Part Makerでも作成しづらい部品の場合は、Archicad特有のプログラミング言語[GDL]で部品を作ってみてはどうでしょうか。BIMプロジェクトチームに一人、部品作成担当のメンバーがいれば、最強のBIMプロジェクトチームになれること間違いないでしょう。

株式会社BIM LABO

建築プロセスの革新を目的としてArchicad・Revit、BIM教育、ソフトウェア開発、 構造設計、熱流体解析のエキスパートにより結成。2013年12月に株式会社BIM LABO として法人化し、現在に至ります。

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