設計の不整合をゼロにすることを目的に、ルールセットを設定することにより、作成したモデルが設定されたルールに準拠している有効なBIMモデルであるかなど、問題点を明示します。
壁と壁が干渉している箇所を確認
コンポーネントとコンポーネントの重複、交差をチェックするルールを使用して目視では確認ができない同じ要素が重なっている箇所を検出します。
窓の前面に必要なクリアランスを確認
ドア、窓、オブジェクトなどの前面に、必要なクリアランスが確保されているかを確認するルールを使用して、窓の前面の距離を指定し、オブジェクト等の障害物がないかを確認します。
柱と柱の間の最大距離を確認
指定した要素と要素の間の最小距離、または最大距離を指定して、不適合な箇所を検出するルールを使用し、指定したいものを分類分けすることで、任意のグループ間での距離を確認することができます。
壁のタイプ(材質)の整合性を確認
モデルに、予め定められたプロパティ値が使用されていることを確認することができます。 パラメータのリストに含まれていない値が「壁コンポーネントに不明なタイプの値」としてリストされます。
意匠と設備の干渉チェック
意匠モデルと設備モデルを重ね合わせ、干渉チェックを行います。 設計プロセスで定期的にモデルチェックを何度か繰り返すことで、徐々に干渉箇所が減り、正しいモデルへと導きます。
免震チェック
免震装置と設備の間のクリアランスを確認します。 免震装置が動く位置に設備が配置されていないかなど見落としやすい干渉部分を検出します。
意匠モデルと構造モデルの整合性
構造モデルの要素の位置とサイズを意匠モデルの要素と比較し、整合性を確認するルールセットです。 構造モデルに対応する意匠コンポーネントの有無、また水平・垂直方向のずれを検出します。
モデルリビジョンの比較
変更前のモデルと変更後のモデルを同時に読み込み、追加・削除・変更した箇所をすべて検出します。