プロジェクト支援のためのBIM活用フロー
2D CADから3D CAD、そしてBIMへと扱うツールが変わる中で設計者が施主・お客様に提供できることが増えていきました。単純な設計業務に留まらないBIMの活用フローについてANALOG株式会社の池田氏をお招きしてお話しいただきます。これまでのCADではできなかった、BIMが持つ情報データの活用方法を知ることのできる機会に、ぜひご参加ください。
また、池田氏は2021年の “Archicad on Air” にもご出演しております。池田氏がお話しされている動画は本ページからご自由にご視聴できますのでこちらもぜひご視聴ください。
イベント概要
開催日時:2022年3月9日 15:00-16:30
参加費:無料
開催場所:オンライン
ゲストスピーカー:ANALOG株式会社 代表取締役 池田 暢一郎
CAD利用歴
Archicad 6年:2015年〜現在
Vectorworks 5年:2010年〜2015年
Auto Cad 15年:1995年〜2010年
株式会社 伊東屋 森脇 英理子さん
ANALOG株式会社 池田 暢一郎さん
明治37年より続く歴史ある文房具店である株式会社伊東屋から森脇さん、そしてその店舗を7年間担当されている池田さんにお話を伺いました。BIMの導入前から、導入後における設計まで発注者からみたBIMの感想をお聞きしました。
インテリアデザインに向いたBIM
物販店舗・インテリアのプロジェクトはパースの優先度が高く、レンダリングの負荷を削減する目的でBIMを導入したとのことです。実際に取り入れてみて、店内を歩き回りながら目線の高さなど、オーナーからスタッフまで共有し意思決定ができるため、インテリアデザインに向いていると池田さんはお話してくださいました。
“実物との誤差がないから、信頼できるし次へも繋がる”
図面に慣れていない発注者からすると、紙面だけでは人によって勝手な想像が生まれてしまう。だけど、実物と同じパースが見れることで、要望したものが誤差なく出来上がるからより信頼を持てて、また次の発注もお願いしたいと思えると森脇さんはお話してくださいました。
過去の池田さんのご登壇動画 〜 Archicad on Air vol.3 より抜粋 〜
こちらは2021年に撮影されたものです。その他のArchicad on Air 動画をご視聴されたい場合は下記リンクよりご覧ください。
▶︎ Archicad on Air vol.3
各回のプログラムの流れ
15:00-15:10 | Graphisoft 挨拶・各回共通プレゼンテーション |
15:10-15:40 | ゲスト プレゼンテーション 講演内容・講演者に関しては下記をご参考ください。 |
15:40-16:00 | Graphisoft ソリューションデモ Archicad、BIMcloud、BIMxを活用した設計ワークフローをご紹介します。 |
16:00-16:15 | Q&A |
* お時間が合わない場合でも当日中は放送内容を振り返りご視聴いただけます。
ゲスト講演
日程 | 講師 | 講演タイトル | 講演内容 |
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2022年3月09日 15:00- | 池田 暢一郎 | プロジェクト支援のためのBIM活用フロー | ANALOG株式会社では、2015年よりArchicadを導入し、BIMを設計業務のみならず、プロトタイピングやビジュアライゼーションツールとしても活用しています。事業者をプロジェクト構想段階から支援することで、その後の設計業務へと結びつけています。 製図ソフトとしてだけではなく、事業者を支援するツールとしてのBIM活用方法について実例を交えて詳しく解説いたします。 |
講演者プロフィール
講演者:池田 暢一郎
ANALOG株式会社
代表取締役・一級建築士
島根県出身。
大阪芸術大学建築学科卒業後、青島裕之建築設計室を経て、ペリ クラーク ペリ アーキテクツ ジャパンに入所。ホテルや官公庁の他、羽田空港第2、第3ターミナルの設計に携わる。2010年に池田建築設計を設立し、ガリバー安積店、伊東屋銀座本店、青森空港などを手がけ、2019年4月よりANALOG株式会社へと法人化し現在に至る