Archicad on Air Vol.1

BIMをこれから始める人へ届けるオンラインセミナー

2019年末に放送されたArchicad on Air。多くの方のもう一度見たいというご要望にお答えして再度掲載いたしました。
本オンラインセミナーは新しい設計環境であるBIMの新しい道具「Archicad」を使うことで、仕事のスケールや仕組み、ワークフロー、そして人との繋がりなどが変わった!という経験をお持ちのArchicadユーザーの方々にお話をお聞きします。

本セミナーは3回シリーズで、BIMをこれから始める方へのきっかけやヒントになるものをお届けします。

※ご出演頂いている方の、所属や役職は収録当時のものとなっておりますことをご了承ください。

【Vol.1 第3回 予告動画】


Archicad on Air を視聴する

▶︎ Vol.1-1

ゲスト:横松邦明さん

第1回のゲストには横松建築設計事務所 専務取締役の横松邦明さんに来ていただきました。
BIMの導入により多くの仕事を手がげるようになられた横松さんにお話を伺いました。

きっかけはリスク回避

高額な1品生産にも関わらず、2Dの図面がパースやモデル、模型と連動せず、わかりづらい状態のまま建物を建てることのリスクを問題視したところからBIMの導入を考えたそうです。そしてその際にどのように使用するソフトを決めたか、さらには2次元CADからARCHICADに切り替える時に苦労したことをお話しししていただきました。

BIMと共に変える営業のあり方

BIM導入前の営業では2Dの図面を持って行って見せても施主にはうまく伝わらないことに注目された横松さん。

ARCHICADの機能を駆使した提案をすることによって、施主の理解を深め、コミュニケーションを促進させることで、他社を抑えて受注できるようになったと言います。

求められる期待とその恩恵

最近では施主の多くも3Dでの説明を受けることが当たり前のようになってきたことで、求められる対応も増えていったとのことです。

しかしそうした期待に真摯に答えていくことによって次の仕事に繋がるのだと横松さんは言います。

人材活用にも役立つBIM

新人でもBIMに慣れさえすれば、すぐに即戦力として活躍できると横松さんは言います。簡単な作業から入っても内容が全部把握でき、作業の中心にいるため最初の段階からでも主役を務められるのだそうです。

「デザインパースなどは2、3ヶ月くらいの子で作ってしまう」。そう言って入社まもない新人が作った動画を見せてくれました。

全国、そして海外へ拡がる仕事

BIM導入により、日本国内に留まらず、中国からもお仕事が舞い込むようになった横松さん。言葉の通じない中国においてどのようにお仕事をされているのかをお話いただきました。また実際に建築予定の幼稚園の動画をご紹介いただきました。

▶︎ Vol.1-2

ゲスト:吉田浩司さん

第2回のゲストには株式会社ixrea 代表取締役社長の吉田浩司さんに来ていただきました。
独立時にBIMを導入してから仕事の進め方を変え、2DCADでは難しかった設計環境を実践されている吉田さんにお話を伺いました。

最初の3D制作が効率化の鍵

最初の提案段階において、3Dで細部まで作り込んでしまうことが反って実は効率的であると吉田さんは語ります。

自分のイメージを固めるとともに、プレゼンの段階で実施まで可能なモデルを3Dで見せることでイメージの齟齬がなくなり、完成までの修正もなくなるのだと言います。

1週間以上の作業も丸3日

吉田さんに設計図作成の時間を図るためにBIMと2DCADでの図面の制作を比較したことを話していただきました。

実際の案件で使用する30枚以上の設計図書の制作もBIMを使用したら3日間で作れてしまったと言います。誰もが驚く短期間での制作が可能な理由を吉田さんは述べてくれました。

効率的な制作環境の追求

効率的な環境作りを常に実施されている吉田さん。工事現場の方でも3Dドキュメントを使い不整合や手戻りを無くしたり、
遠隔地にいるスタッフとの情報伝達においては[BIMcloud]のチームワーク機能を利用して、作業画面上で手軽に素早い修正指示を出すなどしているそうです。 効率的な複数人での共同作業をどのように行っているのか、実際に見せていただきました。

リモートワークで採用改革

鹿児島で一人で始めた設計事務所。ARCHICADを使用したパースが施主の間で広まったことで、仕事が増えたものの、鹿児島に人手がいないという問題に当たった吉田さん。

遠隔地にいる人とも共同で作業できる環境を駆使し、設計事務所では珍しいリモートワークの導入によって採用の場を広げました。その結果オフィスを減らし無駄な経費も削減できたといいます。

共同作業により起こる壁

使えるところから使うというスタンスで、技術的な壁は気づかずに超えていたという吉田さん。ただ、複数人で仕事を回す中で個々人の技術力の差や、やり方の違いが障害になったと言います。

ユーザーグループ等に参加して他の方々にお話を聞く中で共通ルールやテンプレートの作成などを行い解決させたのだと語ってくれました。

▶︎ Vol.1-3

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