【レポート】Archicad 19 全国ロードショー 2016 BIMをベースとしたワークフローへの移行

今回のARCHICAD 19ロードショーは、木造、またはS造、RC造設計におけるワークフローの質の向上のため、BIMを活用する方法をご紹介しました。さらにARCHICADユーザーの方にご登壇いただき、どのようにARCHICADを活用しているかをご紹介いただきました。


開催会場

開催会場
5月12日(木) 名古屋 5月17日(火) 長野
5月17日(火) 大阪 5月20日(金) 島根
5月24日(火) 新潟 5月25日(水) 横浜
5月31日(火) 沖縄 6月8日(水) 富山
6月14日(火) 浜松 全9会場

ARCHICAD 19プレゼンテーション

会場によって、木造、またはS造、RC造設計それぞれでのBIMワークフローをご紹介しました。また、実際にARCHICADを使用されているユーザー様からは、実物件での使用事例を、クライアントとのやり取りなど実体験を含めてお話しいただきました。


講演の様子

株式会社横松建築設計事務所
専務取締役
横松 邦明 氏

名古屋、沖縄、富山、浜松会場

200枚を超えるスライドやBIMxをつかっての活用事例のご紹介や、設計者としての活用の仕方、、またBIM導入責任者としてのARCHICADの使い方を事例を交えてご紹介いただきました。特にご自身が事務所内にいないときも、所員の方々とBIMモデルデータのやり取りができるシステムが確立されているお話は、会場のお客様も熱心にお聞きになっていました。

株式会社Arch5
代表取締役
小俣 光一 氏

長野、横浜会場

ARCHICADを選定された理由から始まり、2DCADを使わずBIMモデルベースの3Dを使うことでのメリットを、動画や実際のモデルを交えながら、お話しいただきました。また、サッシのBIMモデル作成や積算用テンプレートのお話しについて、お客様と活発的な意見が交わされ、Arch5様での取り組みやノウハウをご紹介いただきました。

金沢工業大学 環境・建築学部
建築デザイン学科 教授
下川 雄一 氏

大阪会場

今回は学生主体で、学生自身が企画運営をおこなうToiro(トイロ)プロジェクトの一環で、建築家と学生の連携によるBIMプロジェクトについてお話いただきました。建築家の吉村寿博氏と、意匠、構造、解析合わせ約20名の学生が、英語教育を目的とした約150㎡平屋建て木造の子供向け施設を企画から基本設計、実施設計、施工までを行うプロジェクトについてご説明いただきました。

株式会社ixrea
代表
吉田 浩司 氏

島根会場

導入前と導入後では効率化の面と営業的な面で、かなりの変化があり、今まで2次元では変更の度に図面修正に時間が掛かっていたものが、今は模型でスタディーをするように3次元モデルを使いながらプランをしていくと図面は自動生成されているため、その変更にも早く対応が出来ると紹介されていました。営業面では初期提案のスピードが格段に速くなっていることを住宅の実際のモデルデータで説明いただきました。