今回のロードショーはBIMをベースとしたワークフローをテーマに、ARCHICAD18を使ったコンセプトデザイン、基本設計、実施設計の各フェーズでの活用についてBIMワークフローのメリットや効果について具体的にご紹介させていただきました。多くのお客様よりご好評をいただきました。
開催会場
ARCHICADで設計する -RC編-
全国11会場に伺い、BIMをベースとしたワークフローをテーマに、ARCHICAD18を使ったコンセプトデザイン、基本設計、実施設計の各フェーズでの活用についてBIMワークフローのメリットや効果について具体的にご紹介させていただきました。
ARCHICAD紹介
設計段階に応じてデータを追加していくことができるトップダウンアプローチのワークフロー、直観的なインターフェース、OPENBIMのパートナーシップによる拡張性などをARCHICAD 18の新機能も含め、実際にデモを行いながらご紹介しました。
ARCHICADの導入から基本・実施設計・環境シミュレーションまでの過程を、設計事例や前職の設計事務所での使用経験を元に、ご紹介いただきました。会社設立当初から全ての設計業務をARCHICADで行っていた経験から、各フェーズでのメリット、デメリットのご紹介だけでなく、これからARCHICADを始めようとしている、設計者様への教育方法までご講演いただきました。
大阪会場では、田原泰浩建築設計事務所の田原様にご講演いただきました。いくつかあるBIMソフトの中からARCHICADを選んだ理由を、アールテクニック様の事例で魅力を感じ導入された経緯を交えてお話しいただきました。2DCADと3DCADの違いについてパースと図面が連動していることでパースまで含めたプレゼン資料製作時間が圧倒的に早く、意識と建築がシームレスになる瞬間があり、また出来上がってからのクレームが減るなどのメリットをお話しされていました。
福島、茨城ではエイチアーキテクツの橋本様にご講演いただきました。独立までは2DCADソフトを使用して設計をしていたにもかかわらず、独立をきっかけにBIMソフトを導入した理由についてお話いただき、実際にARCHICADを使用した実データでご説明いただきました。具体的には個人住宅の新築工事、拐取工事、また商業施設のプロポーザルなど。各種図面や帳票、3Dモデルも細くご紹介いただきどのように出力されているのかもお話いただきました。その他、GDLの概要と自主制作のGDLオブジェクトについてもお話しいただきました。
沖縄会場では、噴火したまさにその日の口永良部島の上空を通って鹿児島からARCHICAD使用歴2年のixera 吉田さまにお越しいただきました。「BIMで始まる建設業界の革新」と題し、なぜARCHICADを選んだか、企画、基本設計実施設計へと進んでいったことによって、劇的に変わってきたことをご自身の経験から、ご紹介いただきました。「もう2次元だけだった頃には戻りたくありません」とおっしゃっていたのが印象的です。