今回のARCHICAD 18全国ロードショーは引き続き「2D CADはもういらない」をテーマに、ARCHICAD18の新たに加わった機能を使い、BIMをベースとしたワークフローに移行するメリットや効果について具体的にご紹介しました。また、各地それぞれの講師をお招きし、事例や実務に沿ったARCHICADの使い方などをお話しいただき、多くのお客様よりご好評をいただきました。
開催会場
場所 | 日程 | 会場 |
---|---|---|
広島 | 11月5日(水) | RCC文化センター |
名古屋 | 11月6日(木) | AP名古屋 |
東京 | 11月7日(金) | TEPIA |
新潟 | 11月10日(月) | 朱鷺メッセ 新潟コンベンションセンター |
仙台 | 11月12日(水) | トラストシティカンファレンス・仙台 |
福岡 | 11月12日(水) | 天神クリスタルビル |
鹿児島 | 11月13日(木) | サンプラザ天文館 |
大阪 | 11月13日(木) | インターオフィス |
札幌 | 11月14日(金) | ACU |
京都 | 11月19日(水) | KTP Conference Room Kyoto |
福井 | 11月20日(木) | 福井商工会議所 |
金沢 | 11月21日(金) | 金沢歌劇座 |
沖縄 | 11月26日(水) | 沖縄産業支援センター |
静岡 | 11月28日(金) | ツインメッセ静岡 |
ARCHICAD紹介
設計段階に応じてデータを追加していくことができるトップダウンアプローチのワークフロー、直観的なインターフェース、OPENBIMのパートナーシップによる拡張性などをARCHICAD18の新機能も含め、実際にデモを行いながらご紹介しました。
レンダリング
ARCHICAD 18の新機能の一つであるワールドクラスのレンダリングは、難しい設定をすることなく、用意されたプリセットからデフォルトのシーンを選択するだけで、さまざまなイメージを作成できます。もちろんマニュアルで詳細な設定を行うことも可能ですので、よりクオリティの高いレンダリングをARCHICAD内で作成することが可能となりました。
改訂管理
改訂管理機能は、例えば立面図で変更項目を作成すると自動的に改訂記録が作成され、また関連する図面も自動的に変更、発行されるなど、これまで手動で行ってきた作業のわずらわしさを解消する新機能です。
講演の様子
大阪会場では、栗林賢治建築研究所の皆様に来場いただき、チームとしてのデータストックの大切さや、若い所員の方が3次元を使用することで、CADだけでなく建築のスキルも急速に上達したことを紹介いただきました。また大学卒業後1年ほどで、小規模物件の設計から監理まで任されている等、実物件をもとにご説明いただきました。
鹿児島会場では、福岡会場に引き続き、株式会社都市環境設計の藤田様より「BIM活用の事例」をご紹介いただきました。実務のプロジェクトを使いながら、2D図面も全てARCHICADのレイアウトに含めてしまうことで、図面一式の図面番号や図面リストも含めて管理がしやすいというお話もありました。
京都会場では、「清水焼の郷会館」の事例も掲載させていただいている 完山様にご講演いただきました。「清水焼の郷会館」の作品をベースに、ARCHICADでの設計から、そのモデルを利用した現場調整など、またグラフィソフトのGRC(GRAPHISOFT Registered Consultants)としての抱負な知識をご説明いただきました。
札幌会場では伊藤組土建様にお話しいただきました。はじめは模型を作成する感覚でARCHICADを活用。現在では計画~実施設計まで行い、お寺の実プロジェクトを例にご説明いただきました。また、実施設計を行うにあたり、操作の習熟だけでなく、どこまでBIMで入力し、どこから2D機能を使用するかなどの問題点と解決方法もお話しいただきました。