ARCHICAD BIM事例レポート 建材メーカー
ARCHICAD を導入して BIM を実践しているユーザー様の活用事例です。

株式会社LIXIL

建材・設備メーカーのLIXILは、ARCHICADなどのBIMソフト上で駐輪場やフェンスのデータを割り付ける自動設計ツールを開発した。BIMソフト上で配置するエリアを指定することにより、指定した駐輪場やフェンスなどを自動的に配置する。この開発された「設計者ファーストⓇ」のツールは、手間ひまのかかる作業を自動化し、BIMによる設計の生産性をさらに高めるものである。その内容を、遠藤氏と西村氏にお話しを伺った。


株式会社横森製作所

2017年7月、鉄骨階段の専門メーカーとして知られる横森製作所は、自社開発による鉄骨階段専門BIM-CAD システム「CadysⅡ」の運用を開始した。このCadysⅡ は、これまで同社が使用していた旧システムに替わるものとして、新たなプラットフォームに ARCHICAD を選定し、これをベースに3年余の歳月をかけて開発した独自のBIMCADシステムである。建築と製造の両分野を結び、鉄骨階段の設計施工を効率化する、他に例のないCadys Ⅱの開発背景とその狙いについて、開発を主導した同社技術部の島崎建輔氏、住谷理氏、二田義之氏にお話を伺った。


東芝エレベータ株式会社

自立式電波塔として世界一の高さを誇る東京スカイツリー®は、昇降行程が国内最長となる業務用エレベーターと、大容量タイプとしては国内最高速の天望シャトルエレベーターが稼働していることでも注目されている。この新鋭機を開発・納入した東芝エレベータは、高度な技術と先進性で知られたエレベーター・エスカレーターメーカーである。BIMの研究にも早くから取組み、昨年9月にはBIM設計用パーツのWebダウンロードサービスを開始。その展開を本格化している。製造業にとってのBIMについて、同社のBIM技術担当の3氏にお話を伺った。


株式会社 LIXIL

BIMにより建築設計を効率化するには、建材・設備類の3次元オブジェクト部品(BIMパーツ)の活用がカギとなる。そこでBIMソフトの多くは標準パーツと呼ばれるBIMパーツを用意しているが、これも充分とはいえず設計者の悩みのタネとなることが多い。建材・住宅設備最大手のLIXILは、昨年10月、ビル用アルミサッシ「E-SHAPE Window」のARCHICAD用BIMパーツを開発し、その提供を開始した。設計者のニーズに基づいて作られたこの新しいBIMパーツについて、同社の西村氏と鬼村氏にお話しを伺った。