【レポート】Archicad 19 全国ロードショー 2015 BIMをベースとしたワークフローへの移行

ARCHICADのライブデモを通じて、設計の流れに沿ったBIMワークフローをご紹介しました。また、実際にARCHICADを使用されているユーザー様からは、実物件での使用事例を、クライアントとのやり取りなど実体験を含めてお話しいただきました。


開催会場

開催会場
2月5日(金)東京2月5日(金)名古屋
2月9日(火)仙台2月10日(水)岡山
2月12日(金)群馬2月17日(水)大阪
2月18日(木)金沢2月19日(金)富山
2月23日(火)札幌2月25日(木)鹿児島
3月2日(水)沖縄全11会場

ARCHICAD 19プレゼンテーション

GRAPHISOFTが提供するBIMのソリューションについて、ARCHICADをメインにBIM Server、BIMx/PROの解説、またライブデモを実演しました。設計の流れに沿ったソフトウェアの使用方法のご紹介、またIFC連携や先日新しく発表されたSS3コンバーターの解説、また、最新のBIMxをより活用するためのTipsなどもご説明しました。


講演の様子

株式会社Arch5
代表取締役 小俣 光一 氏

東京、仙台、群馬、札幌会場

BIM活用のノウハウとして設計スケジュールの効率化、設計データ入力ルール厳守などBIMxやARCHICADのデモも交えながらお話しいただきました。質疑応答ではBIM導入に際して社内の環境をどのように整えたのか、またマシンのスペックなど活発に意見が交わされていました。

田原泰浩建築設計事務所 代表
田原 泰浩 氏

名古屋、岡山、鹿児島会場

2Dでは表現しにくい物もARCHICADを使った3Dモデルを実際に見せることで、施主、現場の職人さんにも分かりやすく説明することができ、設計の意図、施主の要望に充分対応することが可能とのことでした。施工においては職人さんとのコミュニケーションで、BIMモデルを使えば円滑に作業が進むと話されていました。

株式会社ixrea 代表
吉田 浩司 氏

大阪会場

独立後、ARCHICADを選んだ理由から始まり、続いて活用事例を紹介いただきました。郊外型店舗では対象となる建物以外に周りのロケーションも合わせて3Dで、サインの位置や色、形状のデザインを検討。施主への説明も3次元だと一目瞭然で施主側からも意見が活発に出るようになることなどお話しいただきました。

松本 浩二 氏
 

金沢、富山会場

BIM導入支援担当者としての立場から見える問題点や対応策を木造住宅やリノベーション案件の実例を交えて講演いただきました。各企業規模ごとのBIM導入の問題点を把握された上での対策やヒントなどが盛り込まれ、これからBIMを始める方、また既に導入していてこれから会社に広めようとしている方に参考になる講演でした。

株式会社日建設計 設計部門 3Dセンター室  BIMマネージャー/主管
安井 謙介 氏

沖縄会場

日建設計のBIMの取り組みについて、マネジメント、組織、トレーニングなどご講演いただきました。社内でのBIM化されている現状分析なども含め、マネジメントの仕方や、「設計事務所のBIM」と「施工会社のBIM」の違いなど、興味深いお話でした。