AC14-4044to4204-ReleaseNotes-JPN

Archicad 14 Hotfix (Build 4204) for BIM Server and Archicad This Hotfix includes numerous Teamwork-related bugfixes, including those related to the handling of large files and others that fix Teamwork

リリースノート


Archicad 14 ホットフィックス-6 (製造番号 4204)

for BIM SerBIMサーバーおよびArchicad用

このホットフィックスはチームワーク関連の重要な不具合修正を含み、データロスの問題を解決します。このホットフィックスは以下の全てのコンポーネントに適用されます。Archicad、BIMサーバー、BIMサーバーマネージャー、EcoDesigner、Virtual Building Explorer、MEP Modelerおよびその他のグラフィソフト社製アドオン。また、全てのライセンスタイプ(商用版、教育版および体験版)に適用されます。

注記: 同じホットフィックスがArchicadの全ての言語バージョンに適用されます。しかし、テストプロセスの関係で、全ての言語に対して同時にリリースはされません。ご使用の言語に対してホットフィックスがリリースされているかを確認するには、ヘルプメニューの[更新を確認…]コマンドを使用して下さい。このページを他のソースからご覧になった方は、Archicadが更新をお知らせするか、[更新を確認…]でホットフィックスが有効になるまでお待ち下さい。

Archicad 15とArchicad 14の両方をインストールしているユーザーへの注意

Archicad 15 ホットフィックス 2 (製造番号 3602) をArchicad 14 Hotfix 6と一緒に適用しなければなりません。これは両方のBIMサーバーモジュールに共通の使用状況モニターの問題に対処するためです。この修正は両方のモジュールが同時に修正された場合にのみ完了します。この作業は、Archicad 15 BIMサーバーモジュールがインストールされている場合にのみ、必要となります。

インストーラについて:

ホットフィックスはコンピュータ上で3つのインスタンスを自動的に検索します。(次の順序で):

  1. Archicad 14 (MEP Modeler、EcoDesignerおよび全てのGraphisoftアドオンを含む)
  2. BIMサーバー (BIMサーバーと共に自動的にインストールされたBIMサーバーマネージャを含む)
  3. スタンドアロンBIMサーバーマネージャー (これはスタンドアロンBIMサーバーマネージャーを参照します。このアプリケーションはArchicad 14 DVDからオプションとしてインストールできます。)

マシンにArchicad 14 もしくは スタンドアロンBIMサーバーマネージャーがインストールされている場合、更新するか、しないかを選択できます。

マシンにBIMサーバーがインストールされている場合、更新されていない場合は自動的に更新されます。

Archicad 14が既に更新されている場合で、Archicadコンポーネント(例、MEP ModelerまたはEcoDesigner)の1つがまだ更新されていない場合、インストーラがこれを通知しますので、更新するものを選択できます。

チームワークユーザーへの重要事項:

チームワーク作業には、全てのArchicad、BIMサーバーマネージャーおよびBIMサーバーが同一のバージョン(または製造番号)である必要があります。

BIMサーバーと異なるバージョン番号のクライアントArchicadを実行している場合、 BIMサーバーに同じホットフィックスをインストールするまでチームワークでの作業を継続することはできません。(同じBIMサーバーで作業している他のクライアントArchicadも同様です。)

従って、クライアントArchCADまたはBIMサーバーを更新する場合、同一のバージョンになるように全てのクライアントとBIMサーバーを更新しなければなりません。

インストール手順:

  1. コンピュータの管理者権限があることを確認して下さい。Archicadコンポーネントが変更されていないことを確認して下さい(例. 名前の変更)。 BIMサーバーを更新する場合は、それをインストールした時のユーザーでログインしていることも確認して下さい。
  2. ホットフィックスを実行する際、ホットフィックスは自動的にコンピュータ上の上記の3つのアプリケーションを検索します。コンピュータ上に見つかった3つのアプリケーションのそれぞれに対して、その更新状態が通知されます(「更新済」または「未更新」)。

Archicad またはスタンドアロンのBIMサーバーマネージャーに関して:

  • マシン上に複数のArchicadまたはスタンドアロンのBIMサーバーマネージャーがある場合、インストーラは自動的に1つを干出します。別のものを更新したい場合、[参照]ボタンを使用して指定して下さい。複数のArchicad / BIMサーバーマネージャーを更新するには、複数回インストーラを実行する必要があります。
  • インストール済みのArchicadまたはBIMサーバーマネージャーが更新されていない場合、更新しないこともできます。[今は [プログラム] を更新しない] をクリックして下さい。

BIMサーバーの更新は少し異なります:

  • BIMサーバーが見つかり、それが古い場合は強制的に更新されます。ホットフィックスのインストールをキャンセルしない限り、更新をスキップするオプションはありません。
  • 1台のマシンに1つのBIMサーバーだけがインストール可能ですので、プログラムによって特定された場所と異なる場所を参照するオプションはありません。
  • ホットフィックスが実行される直前に、概要パネルにどの場所の、どのプログラムが更新されるかの情報が表示されます。
  • BIMサーバーが更新されている間、BIMサーバーは停止し、プロジェクトは中断されます。新しく更新されたBIMサーバーでチームワークを行うにはクライアントを更新する必要があります。

  • OSの起動時に自動的にBIMサーバーを開始したい場合はBIMサーバー設定ダイアログの [オペレーティングシステム起動時にBIMサーバーを起動] チェックボックスをチェックして下さい。

このホットフィックスの不具合修正リスト:

  • 118940 クラッシュ: Archicad 13から特定のドア一覧表をインポートし左右にスクロールするとArchicadがクラッシュする。
  • 114689 クラッシュ: アプリケーションの2つのインスタンスを切り替えると、特定のプロジェクトでArchicadがクラッシュする。
  • 119292 クラッシュ: ある状況で壁とライブラリ要素のソリッド編集をアンドゥーするとArchicadがクラッシュする。
  • 123018 クラッシュ: レイアウトウィンドウがアクティブな時、ビューマップの立面図をダブルクリックすると、特殊な状況でArchicadがクラッシュする。
  • 115789 クラッシュ: 3Dウィンドウで要素選択のスペースバーオプション(選択ハイライト中断)を呼び出すと、すぐにクラッシュする。
  • 127742 ドキュメント: 直線図面タイトルが反転していると、印刷や発行したPDFで線IDテキストがずれる。
  • 132136 ドキュメント/データロス: カーテンウォールIDが変更されると寸法チェーンがセグメントを失う。
  • 115987 ドキュメント/データロス: ファイル保存、カーテンウォールの移動、寸法と一緒にカーテンウォールのコピーをドラッグすると、カーテンウォール基準線に連結した寸法の文字が変わる。
  • 127178 ドキュメント/データロス: 塗りつぶし、スラブまたは屋根からポリゴンの削除を行うといくつかの寸法が失われる。
  • 131794 ファイル: Mac OS X Lionで最初のArchicadのインスタンスから別のプロジェクトを開くと2番目のArchicadインスタンスが起動しない。
  • 119314 ファイル/DGN: DGNへの保存が2度目にしか成功しない。
  • 130443 ファイル/DWG-DXF/クラッシュ: 公称ファイルフォーマットと互換性を持たないDWGのデータがインポート時にArchicadをクラッシュさせる。
  • 133862 ファイル/IFC: IFC変換設定で「複雑な終端接続を含む壁」オプションがBREPに設定されていると、BREPとしてエクスポートするか否かを決定する場合に、許容値が壁の上部および下部レベルに使用されない。
  • 131829 ファイル/IFC: Archicadに特定のIFCファイルをインポートすると、いくつかの要素が回転する。
  • 131662 ファイル/IFC: ArchicadからエクスポートされたIFCファイルで、ドアの開口線がない。
  • 129584 ファイル/IFC: ローカライズバージョンのArchicadの特定のプロジェクトでIFCモデル変更検出ウィザードコマンドを使用するとArchicadがクラッシュする。
  • 128969 チームワーク: BIMサーバーのバックアップスケジューラがプロジェクトバックアップスケジュールに従って機能しない。
  • 133576 チームワーク: プロジェクトのユーザーのリストから「全員」を削除すると使用状況モニターのサーバー使用状況ウィンドウが間違ったプロジェクト名を表示する。
  • 118544 チームワーク: 未送信の変更がレイアウトの更新を阻害する。
  • 120735 チームワーク: BIMサーバーマネージャーのサーバー使用状況データの更新が遅い。
  • 120732 チームワーク/クラッシュ: BIMサーバーマネージャーのサーバー使用状況ウィンドウでタイムフレームを変更するとクラッシュする。
  • 131834 チームワーク/ドキュメント: 更新コマンドが[ドキュメント/図面]メニューから実行されると、未確保の図面も更新されるが、未確保の図面の変更はサーバーに送信されないため、ローカルユーザーには他のチームワークユーザーに比べて異なる状態が表示される。
  • 129977 チームワーク/モデル: 断面形状の同一材質が異なるユーザーに異なる色で表示される。

オプションのグラフィソフト製コンポーネントの不具合修正

  • 130734 BIMx: ファイルダイアログの問題が原因で特定のプロジェクトがBIMxに保存できない。
  • 130055 BIMx: 特定のプロジェクトがBIMxにエクスポートされるといくつかのテクスチャが失われる。

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