2026年春、
デジタルデータによる建築確認申請が本格始動!
建築申請確認を効率化する、BIMデータで出力された申請図書を活用した新しい建築確認申請(図面審査)が本格的に開始されます
Archicadは国土交通省が求めている
BIM図面審査 “設計者チェックリスト” のすべての項目を満たしています!

建築申請確認を効率化する、BIMデータで出力された申請図書を活用した新しい建築確認申請(図面審査)が本格的に開始されます
Archicadは国土交通省が求めている
BIM図面審査 “設計者チェックリスト” のすべての項目を満たしています!

国土交通省が発表した新たなる取り組みにより、建設業界は更なる転換期を迎えようとしています。建物の建築や増改築の際に必要な建築確認申請が2025年度からBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を使ったデジタルデータによる確認申請/審査が開始。翌2026年度にはBIMで作成した図面データのよる確認申請/審査の開始し、2027年度にはBIM図面申請/審査の全国展開を目指しています。そして2029年度からはBIMデータ審査開始が予定されており、BIMデータを活用した建築業界全体の高度化・効率化を行われていきます。
国土交通省BIM確認審査導入予定スケジュール
(出所:国土交通省住宅局建築指導課2024年7月)
BIMデータを活用した建築業界全体の高度化、効率化
現在
2025年
2026年 春
2029年 春
【2D図面審査】
- 2D CAD
【電子申請】本格始動
※デジタルデータによる確認申請・審査の開始
【BIM図面申請・審査】開始
※BIMで作成した図面データによる確認申請
- 2D図面審査同等、またはそれよりも手間のかからない申請・審査の実現
- 審査支援機能実現のためのデータの標準化
【BIMデータ審査】
※標準化されたBIMデータ活用の開始
- 建築にかかわるデータの正規化
- 審査支援機能による審査機関の短縮と業務効率化
※ 詳細情報は国土交通省より順次発表予定
建築BIM推進会議
BIM図面審査の概要
申請者は、BIMデータの作成等に関する「入出力基準」に基づきBIMソフトウェアで作成した申請 図書(PDF)を、「設計者チェックリスト」およびBIMモデル(IFC)とともに、申請時に提出します。審査者は、「設計者チェックリスト」に基づく項目について、整合性の確認を一部省略できます。 • 申請図書の提出や指摘事項の応答などが、確認申請クラウド(CDE)を使用し効率良く行えます。

※ IFC(Industry Foundation Classes)
Building SMART International が策定する、建築業界に関する標準化されたデジタル記述のオープンな国際規格。
※ CDE(Common Data Environment)
建築生産ライフサイクルにおいて設計・施工・製造・運用・維持管理など各段階の関係者が、設計・施工情報を共有し受け渡すための手続き・環境をいう。
Archicadは “設計者チェックリスト” のすべての項目を満たしています
Building Together Japan 2024 アーカイブ配信 – Graphisoft
2024年10月に開催されたしたBuilding Together Japan 2024で発表した製品アップデートのプログラムより一部を抜粋しております。グラフィソフトの考えるBIM確認申請に向けた課題に加え、Archicadの3つの機能改善された「平均地盤図」「斜線オブジェクト高度地区対応」 新機能である「敷地マネージャー」をデモンストレーションに加え解説しております。
入出力基準・設計者チェックリストの概要
① 入出力基準
入出力基準は、BIM 図面審査で用いる、BIM データの作成に関する基準であり、これに従って作成され た BIM データから出力された図書に関する整合性の確認については、当該基準に応じて整合性が確保さ れる図書の記載事項について、整合性の確認を省略することができる。
入出力基準では、BIM データから出力された図書の「形状」、「表記」又は「計算」に関して、図書の記 載事項の整合性が確保されるための入出力の基準を定めている。
※1:素案においては、入出力基準については、設計者チェックリストの一部として公開する。
② 設計者チェックリスト
設計者チェックリストは、BIM 図面審査で用いる、入出力基準に従い BIM データの作成を行ったこと等について、設計者が申告を行う書類である。
※2:素案においては、設計者チェックリスト(構造)については、鉄筋コンクリート造・鉄骨造版 を公開する。(その他の構造については順次、検討する予定)
出所:国土交通省

Archicadは “設計者チェックリスト” のすべての項目を満たしています
Graphisoft確認申請サポートコンテンツ
- Archicad確認申請サンプルプロジェクト
Graphisoftは、建築確認におけるBIM活用推進協議会(以下、BIM協議会)戸建住宅等作業部会(以下、戸建て部会)にてサンプルモデルの作成協力をしております。「Archicad 確認申請サンプルプロジェクト」には架空の木造住宅のArchicad データ(.pla)とBIMx データ(.bimx)が含まれており、株式会社ixreaがBIMxを用いて確認申請を行った際のデータを参考に作成したArchicadとBIMxのデータをご確認いただけます。詳細はこちら
- BLCJ/Archicadサンプルモデル
BLCJ(BIMライブラリ技術研修組合)は、BIM図面審査のArchicadサンプルモデルを作成し公開しています。詳細はこちら
- 建築設計三会/Archicad意匠参考テンプレート
建築設計三会は確認申請に関わる内容を補足する目的で作成された設計参考テンプレートを作成し公開しています 。詳細はこちら
GraphisoftではBIMモデルの品質向上を目的とし、設計及び施工プロセスの生産性を高めるソリューションSolibri(ソリブリ)の提供をもしております。
これまで担当者が目視で行っていた検図業務を自動化。予め登録しておいたルールセットに従って、干渉チェック、整合チェック、クリアランスの確保などを検査し、さらにレポート出力まで自動で行います。