Archicad 16 Hotfix 3 Preview (Build 3487)
リリースノート
Archicadの16ホットフィックス3(制造番号3487)
BIMサーバーとのArchicad用
このホットフィックスは、クラッシュやマニュアル、選択、ディスプレイの問題及びIFCに関する問題を解決します。また特定の場合におけるパフォーマンスが向上されます。
このホットフィックスは以下の全てのコンポーネントに適用されます:Archicad、BIMサーバー、BIMサーバーマネージャー、BIMx、MEP Modelerおよびその他全てのグラフィソフト社製アドオン。またすべてのライセンスタイプ(商用版、教育版および体験版)に適用されます。
インストーラについて:
Windowsプラットフォームでは、このインストーラを実行するのにJava 1.6が必要です。Java 1.6がWindows上にない場合は、こちらからダウンロードしてインストールできます。http://ja.archicadwiki.com/インストール/Java
ホットフィックスはコンピュータ上で3つのインスタンスを自動的に検索します。(順序は以下):
- Archicad 16 (MEP Modeler、EcoDesignerおよび全てのGraphisoftアドオンを含む)
- BIMサーバー (BIMサーバーと共に自動的にインストールされたBIMサーバーマネージャを含む)
- スタンドアロンBIMサーバーマネージャー (これはスタンドアロンBIMサーバーマネージャーを参照します。このアプリケーションはArchicad 16 DVDからオプションとしてインストールできます。)
マシンにArchicad 16もしくはスタンドアロンBIMサーバーマネージャーがインストールされている場合、更新するかしないかを選択できます。
マシンにBIMサーバーがインストールされている場合、更新されていない場合は自動的に更新されます。
Archicad 16が既に更新されている場合で、Archicadコンポーネント (例、MEP ModelerまたはEcoDesigner)の1つがまだ更新されていない場合、インストーラがこれを通知しますので、更新するものを選択できます。
チームワークユーザーへの重要事項:
チームワーク作業には、全てのArchicad、BIMサーバーマネージャーおよびBIMサーバーが同一のバージョン(または製造番号)である必要があります。
BIMサーバーと異なるバージョン番号のクライアントArchicadを実行している場合、 BIMサーバーに同じホットフィックスをインストールするまでチームワークでの作業を継続することはできません。(同じBIMサーバーで作業している他のクライアントArchicadも同様です。)
従って、クライアントArchCADまたはBIMサーバーを更新する場合、同一のバージョンになるように全てのクライアントとBIMサーバーを更新しなければなりません。
インストール手順:
- オペレーションシステムがWindows 2008 R2またはSmall Business Server 2011のコンピュータ上でBIMサーバーを実行してる場合は、パッチを適用する前に全てのBIMサーバーのサービスを手動で停止しなければなりません。原因は現在調査中です。
- BIMサーバーのインストール時、全てのウィルスチェッカーを無効にすることを強く推奨します。
- コンピュータの管理者権限があることを確認して下さい。Archicadコンポーネントが変更されていないことを確認して下さい(例. 名前の変更)。 BIMサーバーを更新する場合は、それをインストールした時のユーザーでログインしていることも確認して下さい。
- ホットフィックスを実行する際、ホットフィックスは自動的にコンピュータ上の上記の3つのアプリケーションを検索します。コンピュータ上に見つかった3つのアプリケーションのそれぞれに対して、その更新状態が通知されます(「更新済」または「未更新」)。
Archicad またはスタンドアロンのBIMサーバーマネージャーに関して:
- マシン上に複数のArchicadまたはスタンドアロンのBIMサーバーマネージャーがある場合、インストーラは自動的に1つを検出します。別のものを更新したい場合、[参照]ボタンを使用して指定して下さい。複数のArchicad / BIMサーバーマネージャーを更新するには、複数回インストーラを実行する必要があります。
- インストール済みのArchicadまたはBIMサーバーマネージャーが更新されていない場合、更新しないこともできます。[今は [プログラム] を更新しない] をクリックして下さい。
BIMサーバーの更新は少し異なります:
- BIMサーバーが見つかり、それが古い場合は強制的に更新されます。ホットフィックスのインストールをキャンセルしない限り、更新をスキップするオプションはありません。
- 1台のマシンに1つのBIMサーバーだけがインストール可能ですので、プログラムによって特定された場所と異なる場所を参照するオプションはありません。
- ホットフィックスが実行される直前に、概要パネルにどの場所の、どのプログラムが更新されるかの情報が表示されます。
-
BIMサーバーが更新されている間、BIMサーバーは停止し、プロジェクトは中断されます。新しく更新されたBIMサーバーでチームワークを行うにはクライアントを更新する必要があります。
- OSの起動時に自動的にBIMサーバーを開始したい場合はBIMサーバー設定ダイアログの [オペレーティングシステム起動時にBIMサーバーを起動] チェックボックスをチェックして下さい。
ホットフィックスの配置済インストール
Archicad 16配置済インストールの詳細はこちらを御覧下さい。
このホットフィックスで修正された不具合リスト:
- 141655 アドイン: MEP Export to Archicadアドインで”原点にアクセスできません”とエラーが表示される
- 146471 アドイン: MEP Export to Archicadアドインで”プロジェクト位置を計算した位置に変換できません”とエラーが表示される
- 146370 アドオン: 付属品アドオンがフロア0.でのみ動作する
- 148558 クラッシュ: DisplayOptionPreferences.xmlに、不正なパラメータが含まれた場合にArchicadがクラッシュする
- 127423 クラッシュ: 出力設定で出力形式を変更するときにArchicadがクラッシュする
- 140099 クラッシュ: サードパーティ製のAPIアドオンによって作成されたオブジェクトを選択/編集した際にクラッシュする
- 145955 クラッシュ: Archicad 15から16にホットリンクを含んだプロジェクトを更新したときに途切れる
- 145874 クラッシュ: ある状況で3D内容を埋め込んだレイアウトをPDFに出力するとクラッシュする
- 139228 クラッシュ: Archicad16にPLNを行使した際に、特殊な形状の屋根が原因でクラッシュする
- 145750 クラッシュ: 特定のPLNをIFCに保存する際にクラッシュする
- 149594 クラッシュ: スペース閉じ込めのオプションを有効にしてIFCに保存する際にクラッシュする
- 146818 ドキュメント: クラッシュのあと、全てのレイヤーを複雑な断面形状マネージャーのレイヤーに変更できる
- 131933 ドキュメント: 表示順序が平面図とレイアウトで異なる
- 147691 ドキュメント: カーテンウォールを反転した際にドアがが異なって配置される
- 145594 ドキュメント: 展開図の水平範囲の外側の要素が表示される
- 147892 ドキュメント: 一覧表の要素のヘッダーが編集できない
- 143444 ドキュメント: プロジェクトが原点から離れて配置される際に、マークアップツールを使用して保存された3Dビューがからになってしまう
- 146691 ドキュメント: 一覧表のドアと窓の枠の値が選択されたアンカーポイントではなく、常に壁基準で記載される
- 147597 ドキュメント: 2Dアンチエイリアスを無効にした際に点線の表示が異なって表示される
- 145593 ドキュメント: 境界線を伸ばした際に展開図のマーカーが回転する
- 147166 ドキュメント: 高さを変更した後に高度および階高の寸法が更新されない
- 147519 ドキュメント: AUS版にて古いPLNを更新すると要素のリノベーションフィルタがデフォルトに上書きされる
- 147801 ドキュメント: 2Dスクリプトがないドア/窓オブジェクトがレイアウトにてモデルビュー表示の設定が反映されない
- 144869 ドキュメント: 平面図とレイアウトにて反転した自動テキストの位置が異なる
- 144783 ドキュメント: 日影シミュレーションで表示機能がが正しく機能しない
- 142112 ドキュメント: 拡大縮小する間にテキストが白くなる
- 146209 ドキュメント: 特定の状況で断面図の設定を操作した後にプロジェクトから通り芯が消失する
- 146152 編集: メッシュに新規追加したポイントが要素全体の高さに変更される
- 124932 編集: ツールバーからのカーソルスナップの変更が有効にならない
- 141137 編集: インターナルエンジン、陰線処理のモードでクイック選択が有効にならない
- 147282 編集: 要素リストの特定の要素で平面図で選択が有効にならない
- 147827 編集: ポリゴン要素(例. 塗りつぶし、スラブ、ゾーン)の編集を開始時に選択が隣の要素に切り替えられます。
- 144944 編集: 断面/立面でモルフを分割すると正しく表示されない
- 127184 編集: 構造機能、位置およぼ要素分類がお気に入りに保存されない
- 120195 編集:アドオンが見つからない際にロックされない全てのコマンドがMEP要素で有効にならない。
- 145478 編集: 3Dウィンドウの表面スナップで調整すると壁が消えてしまう
- 148856 編集: 湾曲した壁で正しく切断できない
- 148207 編集: ゾーンデータがパフォーマンス上の問題を引き起こす場合がある
- 145741 ファイル/DWG/インポート: DWG内に”0″の値で複数挿入され、結果として要素が欠落する
- 147844 ファイル/DWG: 3DDWGで開口が異なって配置される
- 132231 ファイル/IFC:
-
エクスポート: EnableDoorWindow2DHandlingレジストリ値が作成されWindowsでは1、MacではTRUEに設定されていると、IFCにArchicadからエクスポートした際にドアは2Dシンボルを持ちます。この値を有効にするには、レジストリ(PC)もしくはプレファレンス(Mac)の修正を適用する必要があります:
- Archicadを起動します。メニューより、ファイル/ファイル特殊/IFC 2×3/IFC変換設定を開きます。 “設定を保存して閉じる”ボタンを押します。結果、レジストリ(PC)もしくはプレファレンス(Mac)のArchicad16バージョンのフォルダの下にIFCフォルダが作成されます。
- Windowsではレジストリエディタ、Macの場合は、プレファレンスを開く必要があります。参照はこちら: http://archicadwiki.com/RegistryOrPreferences.
- IFCフォルダ内にEnableDoorWindow2DHandlingと呼ばれるキーを作成します。
- WindowsではキーはDWORD型としその値は1を設定します、Macではブーリアン型とし、その値はTRUEとします。
- Macではプレファレンスファイルを保存します、Windowsではレジストリエディタを閉じます。
Archicad Connection for Revit 2013アドインで適用され、Improved IFC ExportレジストリフォルダのEnableDoorWindow2DHandlingの値にFALSE/0の値が作成されるとRevitに2Dシンボルをインポートするのを無効にできます。アドインを使用してRevitからIFCファイルをエクスポートする際にこのフォルダは作成されます。
- Revitに不具合があり弊社のアドインでは解決できないため、複合構造を使用した壁に配置したドアの開口線はRevitに変換されないのでご注意ください。ドアに吊元がある場合はRevitでIFCファイルを開いたときに壁の表示が正しくない場合があるBREPデータを保存した場合、BREPデータを開くプロセス中にRevitに置き換えられるため、Revitでは崩れて表示される可能性があります。
- 詳細は以下をご覧ください:132231 IFC エクスポート/インポート メモ
- インポート: 2Dシンボルを持つドアをRevitからエクスポートしArchicadで開きます
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エクスポート: EnableDoorWindow2DHandlingレジストリ値が作成されWindowsでは1、MacではTRUEに設定されていると、IFCにArchicadからエクスポートした際にドアは2Dシンボルを持ちます。この値を有効にするには、レジストリ(PC)もしくはプレファレンス(Mac)の修正を適用する必要があります:
もしArchicad Connection for Revit 2013アドインでIFCファイルにエクスポートし、Improved IFC Exportレジストリフォルダ内のEnableDoorWindow2DHandlingのレジストリキー値がTRUE/1の場合に、2DシンボルデータはIFCファイルに含めて変換されます。
Archicad Connection for Revit 2013 アドインのダウンロード
- 148146 ファイル/IFC/エクスポート/クラッシュ: 特定のIFCファイルをエクスポートする際に頻繁にクラッシュする
- 146291 ファイル/IFC/エクスポート: 連続梁を”正確な形状(BREP)”で出力するといくつかの連続梁が押出し形状(BREPではない)で保存される
- 146511 ファイル/IFC/エクスポート: カーテンウォールフレームの場合の押出し形状にBREP変換を改善
- 147594 ファイル/IFC/エクスポート: 特定のサードパーティ製の窓の開口が正しくない
- 147768 ファイル/IFC/エクスポート: IFCに保存した際、glob contextが常に0
- 149545 ファイル/IFC/エクスポート: 窓の特定の庇が正しくエクスポートされない
- 144772 ファイル/IFC/インポート: IFCを通してドアや窓をインポートした際、特定の場合において開口の壁開口が開口枠と一致しない
- 145507 ファイル/IFC/インポート: ホットリンクされたカスタムプロファイルのあるIFC要素が名前の不一致により、ホストファイルに異なって配置される。編集可能なプロファイル属性の代わりに特殊なカスタムプロファイルとしてその要素内にこれらのプロファイルを埋め込むレジストリを作成しました レジストリ(PC)もしくはプレファレンス(Mac)では以下の手順で 設定します:
- Archicadを起動します。メニューよりファイル/ファイル特殊/IFC 2×3/IFC変換設定を開きます。選択を設定して保存 ボタンを押します。結果、レジストリ(PC)もしくはプレファレンス(Mac)のArchicad15もしくは16バージョンのフォルダの下にIFCフォルダが作成されます。
- Windowsではレジストリエディタ、Macの場合は、プレファレンスを開く必要があります。参照はこちら:Help Center.
- IFCフォルダ以下にImportUnnamedProfilesAsCustomと呼ばれるキーを作成する必要があります
- WindowではキーをDWORD型としその値は1に設定し、Macではブーリアン型としてその値はTRUEにします
-
Macではプレファレンスファイルを保存します、Windowsではレジストリエディタを閉じます
注意:断面形状マネージャーで”選択した断面形状要素を取得”を使用してこれらのカスタム断面形状を後でキャプチャして複製できます
- 146570 ファイル/IFC/インポート: IFCファイルをインポートした際に、埋め込みライブラリの代わりにリンクされたライブラリのライブラリ部品として作成するオプションが用意されました。注意: このオプションを有効にするには、レジストリ(PC)もしくはプレファレンス(Mac)オプションを設定する必要があります:
このオプションはチームワークのプロジェクトには使用できませんのでご注意ください
- Archicadを起動します。メニューよりファイル/ファイル特殊/IFC 2×3/IFC変換設定を開きます。設定を保存して閉じる ボタンおw押します 結果、レジストリ(PC)もしくはプレファレンス(Mac)のArchicad16フォルダのフォルダ内にIFCと呼ばれるフォルダが作成されます。
- Windowsではレジストリエディタ、Macの場合は、プレファレンスを開く必要があります。参照はこちら:http://archicadwiki.com/RegistryOrPreferences.
- IFCフォルダ内のEnableLinkedLibraryと呼ばれるキーを作成する必要があります。
- WindowではキーをDWORD型としその値は1に設定し、Macではブーリアン型としてその値はTRUEにします
- Macではプレファレンスファイルを保存します、Windowsではレジストリエディタを閉じます
- 新しいインポートプロセスが行われる前にIFCファイルが新しいライブラリフォルダ構造が必要な特定フォルダに配置されることを確認してください
- 147576 ファイル/IFC/インポート: WindowsでAllplanからインポートすると高さが異なってしまう
- 149325 GDL: WIDO_REVEAL_SIDEの値がインターフェイスに使用できない
- 147915 GDL: “Text I/O” アドオンを使用したオブジェクトはテキストファイルを変更した後に更新されないこの修正の後は、それらのオブジェクトは”再構築と再生成”コマンドを使用してテキストファイルの更新を強制できます。(再構築と再生成コマンドを有効にするには、ALT(PC)もしくはSHIFT(Mac)を押しながら、表示/更新/再構築コマンドを使用します)
- 140630 展開図: スラブおよび壁の縁が表示されない
- 149107 モデル/スピート: 参照をで2Dが遅くなる
- 148823 モデル: カスタムウィンドウはプロジェクトの移行で欠落したように見える
- 143130 モデル: ナビゲータ プロジェクトマップ内の特定の状況でいくつかのフロアが複数表示されるか、異なるフロア番号となる(フロアの設定ダイアログでは全てOKの場合でも)
- 143629 スピート: 壁に多くのホットスポットがある場合、立面の生成が遅くなる
- 144911 スピート: 参照が特定の3Dエンジンの設定で参速度の問題の原因となる Help Center
- 150318 スピート: OSXでArchicadと他のプログラムを実行すると、時間ともメモリリークが原因でパフォーマンスが低下する
- 146877 チームワーク/クラッシュ: スキームの設定で特定の修正後に解放する際に、クラッシュする
- 146072 チームワーク/ドキュメント:プロジェクトを共有した後に個々の断面図で拡大縮小するまで寸法テキストが欠落する
- 145564 チームワーク/スピード: ロックされたライブラリ部品の確認が原因で、BIMサーバーライブラリを読み込みがリンクされたライブラリよりかなり遅くなる
- 142394 チームワーク: 特定の状況下でカスタムモデル表示オプションが異なる確保の情報を処理していました
- 140083 チームワーク: BIMサーバーマネージャー上で新しいカテゴリ名が作成できない
- 149416 チームワーク: 確保なしにグループ全ての展開図を復元
- 147806 チームワーク: BIMサーバーが通常のPLNバックアップを要求しているにも関わらず、特定のプロジェクトがユーザーによってPLNプロジェクトバックアップ機能が無効になってしまう以後PLNのバックアップは作成されませんでした
- 147948 ビュー: ある場合に平行投影ビューは動作するが、3Dパースビューでははモデルが表示されない
- 150561 ビュー: 柱のラップの2D表現が複合構造の壁と異なる
オプションのGraphisoftコンポーネントの不具合修正:
- 149454 BIMx: いくつかの場合に平面表示が表示されない
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