リリースノート
Archicad 11ホットフィックス 商用版、教育版、体験版(製造番号1200)
このホットフィックスには、Archicad11リリース以降の不具合修正が含まれており、全てのArchicad11に適用できます。
重要事項:
- このパッチは、スマートアップツールを含む、グラフィソフト社製の全てのアドオンを更新します。グラフィソフト社製アドオンと同名の他社製アドオンがインストールされている場合、パッチインストール前に削除して下さい。
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チームワーク機能に関して: 全てのチームメートをサインアウトし、Archicadを終了してから、パッチをインストールして下さい。全てのチームメートのArchicadを同じ製造番号にアップグレードした後、サインインを行います。
修正方法:
- 「更新を確認」ページのホットフィックス名をクリックして、ダウンロードします。
- Archicadを終了します。
- コンピュータの管理者としてログインします。
- Archicadコンポーネントの名前が変更されていないことを確認します。*
- Archicadをネットワークインストールしている場合、同じネットワークに接続されていることを確認します。**
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックして、インストーラを起動します。***
- ウィザードの指示に従って、インストールを完了します。
*欠落したコンポーネントや、名前が変更されたものは更新されません。
**特にノートパソコンではご注意下さい。
***インストールにはJavaバージョン6が必要です。ArchicadインストールCDに同梱されています。
不具合修正一覧:
- クラッシュ – ナビゲータで複数レイアウトを選択してマスタレイアウト設定を修正
- クラッシュ – まれに、ファイルが不正なデータ構造で保存され、再度開く
- クラッシュ – 一部の古いArchicadファイルを開く
- クラッシュ – 一部のPDFファイルを図面として配置する
- クラッシュ – 詳細図ビューで同時に複数の要素を分割する
- クラッシュ – レイアウトで複数の要素をドラッグ中にズームする
- クラッシュ – 一部の壁の厚さを編集する
- ドキュメント – 自動寸法ツールが回転矩形柱に不正な寸法を作成する
- ドキュメント – 芯のみオプションで自動寸法 – 複合構造の全体幅に寸法を作成する
- ドキュメント – 展開図マーカーの削除された分節がレイアウトで表示される
- ドキュメント – ドア回転パラメータがミラー操作を元に戻した後更新されない
- ドキュメント – ソースマーカーから生成された図面とそのマーカーをリンクすることができない場合がある
- ドキュメント – 重なった柱と壁が平面図では正しく表示されるのにレイアウトビューで包絡しない
- ドキュメント – 建物要素が重なっていると影の投射が正しくない場合がある
- ドキュメント – ID番号がナビゲータで変更されると展開図マーカーのテキスト設定がリセットされる
- ドキュメント – ゾーン材質が連動一覧表で正しくリストされない
- 編集 – [ソースビューから再構築]コマンド後詳細図ビューで要素のグループが不正になる
- 入出力 – まれに、PDF出力で余分な線が表示される
- 入出力 – ライブラリ部品はロードされているのに、ライブラリ部品が平面図から削除される場合がある
- 入出力 – まれに、複数ページの連動一覧表ドキュメントの一部のページが印刷できない、あるいはPDFとして保存できない
- 入出力 – [選択した項目]オプションでレイアウトの発行 – 前回の発行処理後変更されていると、新規レイアウト名が出力ファイルに継承されない
- 入出力 – 図面として配置された一部のPDFファイルがPDFとして出力すると回転する
- 入出力 – 一部の特殊なフォントタイプを使用したテキストがPDF出力に表示されない。フォント埋め込み設定を変更するために新しいレジストリキーが追加され、その結果PDFファイルサイズが大きくなります。問題がある場合に使用して下さい。詳細: Archicadwiki.com/不具合解説/PDFでテキストが欠落
- スピード – ナビゲータやオーガナイザにビューが多数あると2Dスクロールおよびズームが遅い
- スピード – ファイルサイズが大きいと、ゾーンに関連した要素の一覧表作成が遅い
- チームワーク – 断面図、詳細図、ワークシートに配置された外部図面が送信と受信後図面マネージャから削除される
- ビュー – 特定の操作後フィードバック線が表示されない
以前のホットフィックス: