AC14-3269to3477-ReleaseNotes-JPN

リリースノート


Archicad 14 ホットフィックス (製造番号 3477)

BIM ServerとArchicad共通 

このホットフィックスは次の修正を含みます。

  • レイアウトと図面上の寸法に関する問題
  • IFC関連の問題
  • いくつかの重要なチームワークの問題
  • Java for Mac OS X 10.6 Update 3 の問題(参照: Help Center).

このリリースは商用版、教育版および体験版の全てに適用されます。

インストーラについて:

ホットフィックスプロセスはコンピュータ上で3つのインスタンスを自動的に検索します。(次の順序で):

  1. Archicad 14 (MEP Modeler、EcoDesignerおよび全てのGraphisoftアドオンを含む)
  2. BIMサーバー (BIMサーバーと共に自動的にインストールされたBIMサーバーマネージャを含む)
  3. スタンドアロンBIMサーバーマネージャー (これはスタンドアロンBIMサーバーマネージャーを参照します。BIMサーバーのインストールされていないコンピュータからBIMサーバーをリモート管理する単独アプリケーションです。このアプリケーションはArchicad 14 DVDからオプションとしてインストールできます。)

マシンにArchicad 14またはスタンドアロンBIMサーバーマネージャがインストールされている場合、更新するか、しないかを選択できます。

マシンにBIMサーバーがインストールされている場合、更新されていない場合は自動的に更新されます。

Archicad 14が既に更新されている場合で、Archicadコンポーネント(例、MEP ModelerまたはEcoDesigner)の1つがまだ更新されていない場合、インストーラがこれを通知しますので、更新するものを選択できます。

チームワークユーザーへの重要事項:

インストール手順:

  1. コンピュータの管理者権限があることを確認して下さい。Archicadコンポーネントが変更されていないことを確認して下さい(例. 名前の変更)。 BIMサーバーを更新する場合は、それをインストールした時のユーザーでログインしていることも確認して下さい。
  2. ホットフィックスを実行する際、ホットフィックスは自動的にコンピュータ上の上記の3つのアプリケーションを検索します。コンピュータ上に見つかった3つのアプリケーションのそれぞれに対して、その更新状態が通知されます(「更新済」または「未更新」)。 

Archicad またはスタンドアロンのBIMサーバーマネージャーに関して: 

  • マシン上に複数のArchicadまたはスタンドアロンのBIMサーバーマネージャーがある場合、インストーラは自動的に1つを検索します。別のものを更新したい場合、[参照]ボタンを使用して指定して下さい。複数のArchicad / BIMサーバーマネージャーを更新するには、複数回インストーラを実行する必要があります。
  •  インストール済みのArchicadまたはBIMサーバーマネージャーが更新されていない場合、更新しないこともできます。[今は [プログラム] を更新しない] をクリックして下さい。

BIMサーバーの更新は少し異なります: 

  1. BIMサーバーが見つかり、それが古い場合は強制的に更新されます。ホットフィックスのインストールをキャンセルしない限り、更新をスキップするオプションはありません 
  2. 1台のマシンに1つのBIMサーバーだけがインストール可能ですので、プログラムによって特定された場所と異なる場所を参照するオプションはありません。 
  3. ホットフィックスが実行される直前に、概要パネルにどの場所の、どのプログラムが更新されるかの情報が表示されます。
  4. 更新されるプログラム(Archicad 14 または BIMサーバーマネージャー) が実行中の場合、ホットフィックスを継続する前に、プログラムを閉じるように指示されます。対照的に、BIMサーバーの更新時は、プロセスは自動的にBIMサーバーを停止します。ホットフィックスが完了すると 、BIMサーバーは再度開始します。この間、BIMサーバーのチームワークプロジェクトでの作業はオフラインとなり、再度BIMサーバーが開始し、クライアントがもう一度オフラインになるまで、サーバーにアクセスすることはできなくなります。サーバーとクライアントの両方に ホットフィックスのインストールが成功すると、ユーザーはサーバーに再接続が可能になります。
  5. OSの起動時に自動的にBIMサーバーを開始したい場合はBIMサーバー設定ダイアログの [オペレーティングシステム起動時にBIMサーバーを起動] チェックボックスをチェックして下さい。

このホットフィックスの不具合修正リスト:

  • 111491, 110299, 109515 デザイン: スラブが階の上にある場合、展開図の上部の天井線が消える。
  • 115842 ドキュメント/クラッシュ: 図面を更新すると特定のファイルがクラッシュする。
  • 115988 ドキュメント: 「自動更新」図面で寸法が更新されない。
  • 116538 ドキュメント: 寸法のカスタムテキストが「測定値」に自動的に戻る。
  • 110582 ドキュメント: レイアウトのレイヤーを一時的に非表示にしても、設定で非表示にならない。
  • 115019 ドキュメント: プロットすると画像が縮む。
  • 112565 ドキュメント: PDFを含むワークシートを90度以上回転させると、PDFが消える。
  • 112382 ドキュメント: 多数のレイアウトと図面を処理する際のメモリー最適化。
  • 115792 ドキュメント: ゾーンスタンプのフォーマットが「プロジェクト設定/計算単位/規則/長さの単位」の追加精度の設定に従わず、間違って「プロジェクト設定/寸法/線形寸法」の設定に従う。
  • 114844 編集: 3Dconnexion SpaceNavigatorが、同じマシンで最後に起動したArchicadだけでしか機能しない。
  • 111761 編集: 「オフセット」コマンドを使用後、拡大して修正した壁からパーツが消える。
  • 116181 編集: フロア選択ダイアログで-99以下のフロア番号が表示されない。
  • 114419 編集: 巨大な埋め込みライブラリが原因で線のコピーに時間がかかる。
  • 115972 編集: プロジェクト内の多数の高度寸法をコピー/ペーストするとフリーズする。
  • 112774 編集: 自動更新の立面図ウィンドウから離れて戻ると、通り芯ツールの通り芯寸法が動く。
  • 98681 編集/クラッシュ: MEP Modelerアドオンがロードされている場合、コピー/ペーストで不規則になる。
  • 114073 ファイル: 複数のライブラリが選択されていると、埋め込み機能が正常に動作しない。
  • 115429 ファイル: Archicadが起動中にArchicadのtempフォルダがクリアされると埋め込みライブラリ要素が消える。
  • 112279 ファイル/DGN/クラッシュ: 特定の.dgnファイルを開く時、クラッシュする。
  • 109132 ファイル/ドキュメント: プロジェクトプレビュー画像がプロジェクトに保存されない。
  • 115133 ファイル/DWF: 多くの色を使用してるテキストをDWFにエクスポートすると、不正になり、文字からアクセントが消える。
  • 114842 ファイル/DWF: DWFに発行/保存すると、図面が縮小する。
  • 115404 ファイル/DWF: 特定のファイルから作成されたDWFファイルをレビューワで開くと、”DWF Format Error”になる。
  • 112793 ファイル/DWG: 「平面図の保存」を「複雑なArchicadを単純な要素に分解」に設定していると、DWGをエクスポートした時、窓とドアが別々の線に分解される。
  • 115553, 115857 ファイル/DWG: 特定のファイルでSREFマネージャーを開くとクラッシュする。
  • 113085 ファイル/DWG: DWGで保存するとプロジェクトから開口が消え、DWGファイルでも開口とさらに壁も消える。
  • 114797 ファイル/DWG: ビューに図面が配置されていると、DWGに何も保存されない。
  • 115468 ファイル/DWG: 特定のファイルからDWGを発行するとクラッシュする。
  • 114832 ファイル/DWG: 特定のdwgファイルをインポートすると、円弧の方向が変わる。
  • 114306 ファイル/DWG: Archicadに特定のDWGファリルをインポートするとゾーンスタンプが不正になる。
  • 116994 ファイル/IFC: 3DウィンドウからIFCをエクスポートすると、非表示の通り芯も保存される。
  • 116860 ファイル/IFC: 躯体表示が「構造耐力要素の躯体のみ」に設定されていると、スラブがBREP要素としてエクスポートされる。
  • 116316 ファイル/IFC: IFCモデルの変更を検出を使用すると、”IFC Imported Old” と “IFC Imported New” レイヤーが全てのレイヤーセットとビューで表示になる。
  • 114378 ファイル/IFC: IFCファイルをエクスポートし、同じプロジェクトに結合すると新しい階が作成される。
  • 113663 ファイル/IFC: IFCファイルをインポートすると、押し出しオブジェクトがライブラリから消える。
  • 114307 ファイル/IFC: 特定のファイルをインポートすると梁オブジェクトが反転する。
  • 114670 ファイル/IFC: Revit Structureから特定のファイルをインポートすると柱が消える。
  • 114726 ファイル/IFC: Revit Structureから特定のファイルをインポートすると、屋根の高さが不正になり、厚さもなくなる。
  • 114333 ファイル/IFC: 特定のIFCファイルをインポートすると、梁が間違った高さでインポートされる。
  • 114141 ファイル/IFC: 特定のIFCファイルをインポートすると、ソリッド形状の柱の高さが0になる。
  • 113968 ファイル/IFC: 特定のIFCファイルをインポートすると、要素の形状が崩れる。
  • 113011 ファイル/IFC: 回転したプロファイルの柱が正しくエクスポートされない。
  • 114851, 114567, 114570 ファイル/IFC: 特定のIFCファイルを開く/結合するとクラッシュする。
  • 115722 ファイル/IFC: 「カスタムプロパティ―セット」を作成した後、編集できない。
  • 112364 ファイル/IFC: IFCモデルの変更を検出が間違ったパターンになる。
  • 115385 ファイル/IFC: ローカライズされたArchicadでIFC XMLエクスポートがクラッシュする。
  • 109915 ファイル/IFC: IFC: 特定のファイルを一般的なトランスレータで保存するとクラッシュする。
  • 116317 ファイル/IFC: IFC: カスタムプロパティ―セットの設定が正しく機能しない。
  • 115347 ファイル/IFC: IFCXMLファイルが保存できない。
  • 112873 ファイル/IFC: IFCZIPフォーマットでエクスポートが不正。
  • 110132 ファイル/IFC: MEP要素がBREP形状としてのみインポートされる。
  • 112805 ファイル/IFC: エクスポートされたIFCファイルでMEP付属金具が消える。
  • 112874 ファイル/IFC: エクスポートする要素を「表示要素 」モードにするとメッシュがエクスポートされない。
  • 115846 ファイル/IFC: エクスポートオプションの拡張オブジェクトプロパティオプションを使用すると、ゾーンのパラメータがエクスポートされない。
  • 113276 ファイル/IFC: 屋根としてクラス化されたスラブが押し出し形状でなく、BREP形状でエクスポートされる。
  • 114383 ファイル/IFC: GS Add-Inで作成されたファイルのサイズがRevit MEPのIFCファイルより大きい。
  • 111851 ファイル/IFC: 特定のIFCファイルの結合に時間がかかる。
  • 116581 ファイル/PROTECTION/クラッシュ: Java update 3 for Mac OSXがインストールされた後、一覧表からのXLSファイル保存、インターネットへのファイルの発行、CodeMeterプロテクションキーからのライセンス借用でクラッシュし、クラッシュレポートがGraphisoftに送られない。
  • 114813 モデル: OpenGL 3Dでテクスチャの座標計算をするとき、特定のライブラリ要素でArchicadがフリーズする。
  • 113520 モデル: インポートする測量データでz座標の値が少数と整数が混じると不正になる。
  • 107561 モデル: 3D OpenGLで、カラス材質の透過設定がオフでも光を透過する。
  • 114835 モデル: MAC OSで、3D OpenGLに黒い線が表示される。
  • 105312 モデル: 壁の下端の高さが0でなく、窓が「フロア1から下端」または「フロア1から上端」に設定されていて、ペットパレットの移動が「優先位置に移動」に設定されている場合、3Dでストレッチすると窓が移動する。
  • 115621 チームワーク: “Communicating with Server”ダイアログが送受信を何度も中断する。
  • 107635 チームワーク: モジュラーBIMサーバー14からカーテンウォールコンポーネントを使用し、他のメンバーがそのカーテンウォールを編集すると、カーテンウォールが見えなくなったり編集できなくなる。
  • 113871 チームワーク: チームワークプロジェクトの一覧表がクラッシュの原因になる。
  • 115730 チームワーク: 特殊な状況でのデッドロックでBIMサーバーがフリーズする。
  • 116304 チームワーク: .hostsファイルまたはDNSサーバーからIPアドレス解決ができない場合、接続が不安定になる。
  • 114513 チームワーク: 送受信後、塗つぶしし領域が更新されない。
  • 115970 チームワーク: ユーザーが自分で作成していないコメント付きのマークアップを削除すると、変更をサーバーに送信できない。
  • 113531 チームワーク: バックアップツールの復帰処理で生成されたServerRestoreTool.logファイルで、”can’t be restored”と”restored”通知が逆に使用される。
  • 115271 チームワーク: メモリーとハードディスクスペースの使用最適化。
  • 108443 チームワーク: チームワークでレイヤーセットが正しく更新されない。
  • 115982 チームワーク: IPアドレスでBIMサーバーに追加されたライブラリ要素が消える。
  • 111901 チームワーク: ホットリンクの解除、保存、更新およびUNDOなどの後、ネストしたホットリンクを含むプロジェクトで送受信を行うと致命的なエラーが起こる。
  • 115320 チームワーク: 特定の状況でTWプロジェクトがクラッシュすると自動保存ファイルが使用できない。
  • 114710 チームワーク: 一度配置して削除したホットリンクを含む循環参照のホットリンクで更新ができない。
  • 114052 チームワーク/クラッシュ: 巨大なチームワークプロジェクトを扱うと、BIMサーバーマネージャーが遅くなる、時々フリーズするまたはクラッシュする。
  • 116417 チームワーク/クラッシュ: 特定のプロジェクトを開く場合。
  • 115127 チームワーク/クラッシュまたはフリーズ: チームワークプロジェクトの一覧表で柱のサイズを変更する場合。
  • 115862, 116063 チームワーク/ドキュメント: レイアウト上の図面で寸法がオフセットする。

オプションのグラフィソフト製アドオンの不具合修正:

  • 112221 ECODESIGNER: MAC上でEcoDesignerダイアログのオーナーが表示されない。
  • 111692 ECODESIGNER: 要素のリストで構造タブの熱流入ヘッダーの幅を変更しても反映されない。
  • 115742 ECODESIGNER: エネルギー消費でライトの設定が過剰に結果に影響する。
  • 116902 ECODESIGNER: サーマルブリッジ効果の計算で低エネルギー建物がサポートされていない。
  • 103068 C4D: ナショナルキャラクターを含むファイルをC4Dアドオンが読めない。
  • 115397 VBE: MSVC redistributable (vcredist) をインストールしないと実行ファイルが起動しない。
  • 110843 MEP/クラッシュ: パイプを配置する場合。
  • 110842 MEP/クラッシュ: パイプを配置してエスケープキーを押すとクラッシュする。

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